DBの食堂車③ ICEで朝食を食べてみた (2018年8月)

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食堂車シリーズ第3弾ということで、今回は食堂車で楽しめる朝食を紹介したい。
ライプツィヒからミュンヘンへ遠出するため、早起きしてICEで朝食をとることにした。


乗った列車は以下の通りである。

ICE1503 [ICE-T 7両編成]
Leipzig Hbf 05:47発 → München Hbf 9:21着
途中停車駅:Erfurt Hbf, Coburg, Bamberg, Erlangen, Nürnberg Hbf

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朝早く起きて、ライプツィヒからミュンヘンへ。
6時前でまだ薄暗く、車内もガラガラ。
Erfurtに着く手前まで、しばらくの間くつろぐことに。


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食堂車にやってきた。まだ誰もいない。撮影するには最高の環境だ。



DB 朝食 2018.png
総合版のメニューの朝食一覧。PDF版はこちら→DB_BB_BR-Speisekarte_2018-08.pdf
テーブル上の朝食用メニュー PDF版はこちら→DB_BR-Fruehstueck_2018-08.pdf
(書いてる内容は一緒である)


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まずはじめに、Café Crème。ラージサイズにしてみた。結構大きい。



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P8130142.jpgDB 朝食 2018.png
パン2つ、バター、スクランブルエッグ、ソーセージを注文した。

美味しそうに見えるかもしれないが、それほどでもなかった。
写真がうまく撮れただけなのかもしれない。

グルテンフリーのパンなのでちょっと特殊だったと思うがパンは硬め。というかドイツパンは基本硬い。
別にまずかったわけではないが、BrotvariationかCroissantかBrezelを頼むのもアリかと。

スクランブルエッグの原材料は有機栽培の卵・クリーム・ミルク、海塩のみ。
安全と思われる食材で、グルテンフリーなので小麦アレルギーの人には安心。
ただパサっとしており、ケチャップがなかったので物足りなかったのが正直な感想。
4つ星ホテルで食べるリッチな朝食みたいなものを想像してはいけない。 

ソーセージも肉(76%)、豚脂、香辛料のみで原材料は至ってシンプル。
特にソーセージは肉の割合が多く、香辛料がよく効いている。
そんじょそこらの適当な混ぜ物添加物てんこもりニワカソーセージとはワケが違う。
しかし、駅ナカや街中のインビスで食べるカリッとジューシーなソーセージを期待してはいけない。
このソーセージは昼でも夜でも頼めるようなので、酒のアテにしたり、何かもう一品ほしい時にはいいかもしれない。

以前書いた記事にもあるように、調理場の設備には制約があり、基本的にはレンジなりオーブンなりで温める程度なので、フライパンの上を焼くことができないということをお忘れなく。

なんで肉の割合まで知ってるの...?えっ何この人...って思った方、お目が高い!(違う)
以下の本家DBが公表しているので参考までに。あんまり深く見ると、添加b(以下自粛)
アレルギーの有無を調べる程度でいいような気もしなくはない。


え、朝食って微妙なの?と思ったあなた。ご安心を。
(なにも上記の朝食がハズレだったわけではない...)

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写真が微妙で恐縮だが、このハムチーズバゲット(シンケンケーゼバゲット)が個人的にアタリだった。
このメニューは、朝も昼も夜も利用出来る数少ないものの一つである。これを万能バケットと呼ぶことにしよう。
(テーブルの朝食メニュー左上に記載あり)
値段が少し高いように見えるが、ボリュームはそれなりにあり、朝は少食って人には十分すぎるくらいだ。
そして何より、温かい!

これは、ミュンヘンから帰りのベルリンゆきICE Sprinterに乗車した時に頼んだもので、マウルタッシェンを夕食にしようと楽しみにしていたのに、始発のくせに「軽食と飲み物以外利用できない」と言われがっかりして仕方なく頼んだものだった。フラムクーヘン(朝は利用不可)もうまいが、これも選択肢に入れなければ!と思わざるをえない。


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さて話を戻そう。
Erfurt Hbfの次、Coburgから一気に人が乗ってきて、食堂車が満席になった。
食堂車は朝も人気。コーヒーを飲みながら新聞を読む人がちらほら、やはりビジネス利用者が多い。
Coburgは高速新線が開業してからはじめてICEが止まるようになった駅である。

次のBambergからは、普通席もどうやら満席のようで、仕方なく「食堂車にでも行くか。」という人が数名。
たまたま相席になった人と会話が盛り上がった。


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なにも飲み物はDallmayrのコーヒーだけではない。
Eilles(アイレス)のティーも素晴らしく美味しい。
Eillesはバイエルン王室御用達になった高品質なものである。
コーヒーが飲めない方はぜひ、このEillesティーを飲んでほしいと思う。

フランクフルト空港のDBラウンジで飲んだのが初めてで、大変感動したのを覚えている。
個人的に気に入っているのはFrüchte Naturというフルーツハーブティーだ。(写真のもの)


このEillesティーは日本ではほとんど売られていないようで、ドイツでもその辺のスーパーにはまず置かれていない。(あってもコーヒーだけ)
そんなわけで、ミュンヘンに着いたらDallmayrと同時にEillesの店にも訪れた。
大変運がいいことに、Dallmayr本店と、Eillesのお店は非常に近い距離にあり、観光に訪れた人はぜひとも立ち寄ってほしいところ。
いずれもマリエン広場の近くだ。
Eilles 
http://www.eilles-tee.de/stores/münchen-residenzstrasse-13/

Dallmayr  

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これはVita Orangeというティー 列車やラウンジでは置いていないもの


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列車内では、アールグレイ、イングリッシュブレックファスト、グリーンティー、フルーツティー、スペアミントティーがあるが、フルーツティーが特にオススメ。

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写真がブレてるけども、ラージサイズを頼むと、茶っ葉が2袋ついてくるゾ


というわけで、DBの食堂車で提供される朝食は、
①過度に期待しないこと。バゲットがコスパいいかも。
②ガラガラの早朝がおすすめ 
③通勤時間帯とかぶると相席になる可能性あり
④Dallmayrのコーヒーもいいが、Eillesティーも美味い 

以上。

ーーーーーーーーーー2020年1月追記ーーーーーーーーーーーーー

2019年GWにもICE-Tで朝食をとったのでご紹介。

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DBの食堂車のコンセプトが変わり、ICE4のデザインに準じたエンジ色を主体になりつつある。
洒落たDBのマグカップが無地のものに変わった。
シンプルなのはいいのだが、持ち手が小さくなったので正直持ちづらい。


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Frankfurt am Main HbfからDresden Hbfに向かうICE-Tで、朝からたっぷりいただいた。
春の名物、白アスパラのスープも朝から注文することができた。
ソーセージは1本数が減り5本になったが風味は2018年と比べジューシーさが増し、さらに美味しくなった。
これだけ豪勢に食べてるので、お隣さんから、Buon Appetito!! と言われ苦笑
食堂車で朝から20EUR近くも払って朝食を食べる人は珍しかったのだろう。

日々の労働から解放され、ドイツに着いた次の日の朝食だったので、格別だったことは言うまでもない。
2018年の時よりもよりも満足感があった。

4つ星ホテルほどのリッチ感はないが、早朝から長距離移動する場合に、食堂車で朝食を取る価値は十分あると思う。




この記事へのコメント

  • tetu

    若かりしころ帰省のため乗車した新幹線で伊吹山を眺めながら暖かい定食と冷えたビールを飲んだのが忘れられません。
    あの時代は各駅停車のこだまにもビュッフェがあり、生ビールに舌鼓を打ったものでした。
    定期列車の食堂車全廃からまだ間もないものではありますが、自分の席での飲食にも気を使わざるを得ない現代こそ食堂車の存在意義があるのではないでしょうか。
    2018年11月12日 21:39
  • Gleis 0 (グライス・ヌル)

    tetuさん 返事が遅くなりすみません。

    >新幹線
    立席のバー車両があったらなと思うことがありますが、駅ナカビジネスが発達している今では、食堂車はペイしないでしょうね。
    赤字でもいいから、という考えはないと思います。

    2020年01月04日 17:10